家庭菜園をはじめました。
新築アパートの管理をするのに自宅からアパートまで車で40〜50分かかります。
アパートの近くにレンタル畑があり、土日は家族で畑ができるように申し込みました。
1シーズン7,000円で15坪の畑を借りています。
先日畑を耕して、土作りの為に石灰と肥料を土にまきに行きました。
肥料の値段が高くてびっくりしたのがきっかけとなり、自分で肥料が作れないか調べるとコンポストというシステムで生ゴミから肥料が作れる事を知りました。
畑の帰りにコンポストセットを購入しました。
コンポストについて調べた項目を紹介します。
コンポストとは?
compost:堆肥
生ゴミや落ち葉、糞などの有機物を微生物のちからを借りて発酵、分解して植物が吸収しやすい状態の肥料にする事
コンポストを作る容器の事
バイオトイレもコンポストトイレとよばれています。
生ゴミを肥料に変える方法
✔ 生ゴミを肥料に変える方法
- 生ゴミの水をよく切る
- 生ゴミをなるべく細かくしておく
- コンポスト容器に水をよく切り、細かくした生ゴミを入れる
- 上から発酵促進剤を振りかける(生ゴミ1kgに対して10〜20gを均一に振りかける)
- 蓋をしっかり締める
- 上記を繰り返しコンポスト容器がいっぱいになったら1〜2週間生ゴミを寝かせる(1次発酵)
- その後、土と1:1の割合で混ぜ合わせ2〜4週間寝かせると発酵堆肥の完成
写真はコンポストはじめて1日目の写真です。
※無農薬だったのでみかんの皮も入れています。
コンポストのメリット・デメリット
コンポストのメリット
- 生ゴミを捨てるゴミ袋が必要無くなる
- 生ゴミをすぐに処理できるのでゴミ箱からの匂いなど気にならない
- 肥料を購入する費用を抑える事ができる
- ゴミを減らす事ができる
- 作った肥料から野菜を育てる事ができる
コンポストのデメリット
- 肥料が出来るまで時間がかかる
- 定期的にかき混ぜるなど手間がかかる
- 悪臭や虫がわく原因になることがある
悪臭や虫を予防するには
腐った生ゴミは入れない
スイカの皮など分解しにくい生ゴミはなるべく細かくして入れる
発酵を促す米ぬかや砂糖などを入れることで発酵の熱で死滅させる事が出来る。
防虫ネットをかぶせておく
虫が出てしまったときは中身をポリ袋に入れて天日干しすると虫が死滅する。
コンポストに入れて良いもの・駄目なもの
コンポストに入れて良いもの
- 野菜・果物の切れ端
- 米ぬか
- 卵の殻
- コーヒー
- ティーバック
とうもろこしの芯や玉ねぎの茶色い皮、アボカドの皮、落花生の皮などは残りやすいのでより細かくして入れる事で基材としての役割を果たしてもらうようにします。
コンポストにいれたら駄目なもの
- 腐った生ゴミ
- ビニール
- 防腐剤処理された柑橘類の皮
- 動物の骨
- 野菜や果物の種
- 塩分が強いもの
- 食べることができないもの(タバコなど)
- 糞尿・吐しゃ物
種は硬いからに覆われており分解できず、肥料として使った際に発芽する可能性があるので、お湯で活性を止めて細かく砕くなど処理が必要なのでなるべく入れない方が良さそうです。
塩分は肥料として使ったときに塩害が出る可能性がある。
腐った生ゴミや糞尿、吐しゃ物は異臭や病気などの原因になる。
コンポストの始め方 まとめ
コンポストは生ゴミをすぐに処理することができますので、匂いが出る前に分解してもらえます。
今まで生ゴミをビニールに入れてゴミ袋に入れている間に匂いを発生させる事がありましたが、細かくして水を切りコンポスト容器に入れるだけなので生ゴミの量をへらす事ができました。
コンポストについて調べているとゴミ袋から嫌な匂いの汁がでなくなり、コバエもでなくなったとコンポストをはじめて良かった事について知ることができました。
夏に向けて生ゴミの匂い対策にもなり、さらに家庭菜園の肥料が作れる事で環境にも生活環境にもお財布にも優しい取り組みだと感じています。
初期費用も数千円で準備出来るのでこれから家庭菜園を始めようと考えている方や生ゴミの処理に悩んでいる方にはおすすめできそうです。
生ゴミを乾燥させる家電も話題みたいですね