土地や家など物件を購入したいと思った時に必ず付き合うことになるのが不動産仲介業者です。
皆さんは不動産仲介業者に希望を伝えれば良い物件を紹介してもらえると思っていませんか?
より良い物件を紹介してもらうためには不動産仲介業者と上手に付き合うことが重要です。
なぜなら良い物件ほどネットや広告に載ることなく、不動産仲介業者が紹介したいと思う自分のお客様や建築会社に紹介してしまうからです。
私は不動産関係の仕事を10年ほどしていますが、これをしたら良い物件を紹介しようと思えなくなることを3つ挙げてみました。
ご参考いただければ幸いです。
自分の希望がしっかり決まらないうちに不動産会社へ行く
自分の希望のエリアや土地や建物の希望が決まらないうちに「何か良い情報をもらえるかな?」という感覚で来てしまうお客様がいます。
最近はネットで物件情報をたくさん見れるようになってきているので、このようなお客様は減ってきましたが、あまりにも希望があいまいだと勧める方としてはありきたりの物件しか紹介できないです。
なので事前準備としてネットで情報を見ながら探すエリアをいくつかに絞っておいた方が良いです。そしてネットで情報を見ていくうちに
このエリアは物件が出にくいエリアなのか?とか
坪単価はこのぐらいかとか
面積の小さい物件が多いとか中古住宅の情報は出るとか
知識が少しついてきた状態で不動産仲介業者へ相談に行った方が希望に沿った物件情報が得られますし、希望のエリアで新しい物件が出た時にすぐに紹介してもらえます。
送ってきた資料に返答、感想を伝えない
不動産仲介業者に物件の希望を伝えると物件資料が送られてくると思います。
最初に送られてきた物件がいきなり気に入るものなら良いのですが、そんなことはなかなかありません。
購入したいとまでは思えない物件資料が送られてくることの方が多いです。
でも送られてきた物件資料にあまり興味が湧かなくても必ず感想を伝えるようにしましょう。
どうしてこの物件は決め手に欠けるのか、広さなのか場所なのか、地形なのか、環境なのか、築年数なのか価格なのかなど。
感想が聞ければ業者側としては次、どんな物件を送れば良いのかがわかります。
仲介手数料を値切る
仲介手数料を値切る人がいますが、これをやってしまうとより良い物件の紹介はしてもらえなくなるでしょう。
なぜなら不動産仲介業者は仲介手数料が収入の全てです。
食料品などと違って不動産は毎日毎日売れるものでもありません。
自分の収入が減ってしまうなら値切らない人に紹介しよう…となってしまいます。
人間ですので…損得勘定が働くのは仕方がないかな…と思います。
良い物件を購入するために不動産会社に対してやってはいけないことまとめ
いかがでしたか?
全ての不動産仲介業者の方がこのように感じている訳ではありませんが
今回は業者側である私が働いていて、感じたり同僚や同業から話を聞いたりして思った
してはいけないこと3つを挙げてみました。
なんだか上から目線だな!って思った方もいるかもしれません。
でも良い物件を手に入れるためには不動産仲介業者との良好な関係を築くことがとても重要だと思うので素直に書かせていただきました。
これから物件探しを始める方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。