私は約1年前、ラジオNIKKEIの番組「相場師朗の株は技術だ!」で相場師朗さんの事を知りました。
始めてラジオを聞いた時、度胆を抜かれました。
こんなに詳しくチャートの見方や株式市場の動向を解説したラジオ番組があったんだと!
そしてPPPやN大(ニチダイ)、ものわかれ、下半身などなど・・・
聞いた事のないキーワードをパーソナリティと繰り広げていて、いっきに気になってしまったのを覚えています。
残念ながらラジオ番組は2021年2月末で終了してしまいました。
でも翌月3月に発売された相場師朗さんの新刊
「38年連戦連勝 伝説の株職人が教える 究極の神チャート術 株は3つのサインが読めればいい!」にはラジオで伝えていた技術が詰め込まれていました。(以下、究極の神チャート術)
逆に無料のラジオでご自身の技術を惜しみなく伝えていたということになりますね。
この本はこんな方におすすめです。
- トレードで利益を出したい方
- チャートの見方に悩んでいる方
- 現在自身のトレードに悩んでいる方
著者 相場師朗(あいばしろう)さん
株歴38年、彼の合言葉は「株は技術だ!」です。自身のことも株の職人だと言っています。
ラジオ番組を終了することにした理由も、トレードに集中して技術をもっと極めたいという理由でした。
相場師朗さんはラジオでは親父ギャグやダジャレ満載のおもしろキャラでしたが、トレード技術は本物で、トレードが技術だという考え方は一貫しています。
その技術を私たちにわかりやすく伝えてくれています。
相場師朗さんの詳しい紹介は以下をご覧ください!
◎株歴38年の株職人。株匠を目指している。20歳で株式投資を始めて20年間「日本郵船」1銘柄のみの売買に集中し、莫大な利益を得る。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠るがごとく、チャートの建玉の研究に没頭する。
今や日本株の他に米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、ゴールド、原油、コーン、FXなど、どの市場でも大きな利益を生み出す。
◎現在では自身が研究を重ねた投資法を発表する場として投資塾「株塾」を主宰。塾生は増え続けて今やアジア最大級となる。また、講演活動の場は日本のみならず、米国、台湾、シンガポール、イギリス、ドイツ、フランスなど各国に広がる。
◎「37年連続連勝 伝説の株職人が教える 株の技術大全」、「36年連続連勝 伝説の株職人が教える!株チャート図鑑」(以上、小社刊)など著書多数。
※「究極の神チャート術」著者紹介より引用
相場式トレードの特徴
相場師朗さんのトレードの特徴は色々ありますが、基本的な特徴は以下の3つだと思います。
- 日足、週足、月足などをみるスイングトレード
- 移動平均線とローソクチャートを使う
- 投資期間は1〜2ヶ月くらい、長期保有しない
スイングトレードで月に1〜2回のトレード、使うテクニカルは移動平均線とローソクチャートの2つなのでシンプルです。
色々なテクニカルを使う手法はトレードすべきチャートの形が多すぎて初心者には難しいです。
相場師朗さんのトレード手法はこれからトレードを始める初心者にもわかりやすいと思います。
究極の神チャート術を読んだ感想
この本は実際のチャートを例にトレードの手法を解説しているので、私はある程度トレードをした事がある人向けの本だと思いました。
何例もあるので何回も読むとかなりトレーニングできると思います。
また先ほど相場師朗さんのトレードの特徴は日足以上のチャートをみると言いましたが、この本ではデイトレードの手法についても書いてあります。
ただデイトレードはスイングトレードの技術がしっかり身についてからと書いてあるので、この本は初心者向けではないと思います。
初心者の方は相場師朗さんの他の本から読むことをおすすめします。
相場師朗「究極の神チャート術」を読んだ感想まとめ
私もまだトレードの技術を磨くために勉強を始めたばかりですが、2021年1月の初旬にドル円がトレンド転換した際、チャートが相場式のN大を形成するのではないかと予測できたためにその後のドル円の上昇にのることができました。
下図のチャートはドル円の日足です。紫色の線が5日線ですが1月7日あたりから上昇して緑色線の20日線を突き抜けています。そして1月27日あたりで5日線が20日線に近づくのですが離れていきます。(ものわかれ)ここからN型を形成してN大だと確認してドル円の買いポジションを持つことができます。
これはまだラジオをやっていた時に相場師朗さんがN大になりそうだと言っていたので、自信を持って形成されるのを待ち、形成後ポジションを持つことができました。
トレードの技術を磨くことでストライクのチャート形状になるまで待つことができる自信
チャートが形成されたらポジションを持つ自信
またいつ手仕舞いをするかの自信がついて資産を増やすことができるのだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。