私はお弁当作りを始めてから3年くらいになりますが、いつもインスタやツイッターで素敵なお弁当を見る度に、みんなどうやって美味しそうに詰めているのか疑問でした。
写真を見ながら真似したりもしましたが、なかなか上手く詰められなくて。
悩んでいた時に本屋で見つけたのがこの本
「曲げわっぱで“魅せ弁”!」著者みずかさん(出版社OVERLAP)です!
この本を見た時、私が欲しかったお弁当の本はこれだー!!って叫びたくなるほど嬉しかったです。
なぜそんなに嬉しかったかを紹介していきます。
この本は私のようにどうしたら美味しそうなお弁当が作れるのか、どうしたら美味しそうにおかずを詰めることができるのか悩んでいる人にとてもおすすめです!
「曲げわっぱで“魅せ弁”!」の魅力
著書のみずかさんはインスタグラムやブログで曲げわっぱのお弁当などを投稿している大人気のインスタグラマーさんです。
みずかさんはお料理が嫌いでお弁当も作ったことがなかったそうです。
でも配偶者が糖尿病の初期だと診断されたことをきっかけに、お料理を始めます。
「人は味覚よりも視覚で「美味しさ」を求めている」という言葉を見つけてから盛り付けの工夫をするようになったそうです。
料理が苦手だったからこそ苦手な人の気持ちがわかると思うので、とてもわかりやすく説明された本が出来上がったのではないかと思います!
1、詰め方が詳しく写真付きで解説されている
35種類のお弁当のレシピが載っていますが、全てのお弁当の詰め方が詳しく、しかも写真付きで解説されています。一番最初のご飯を詰めるところから載せてくれています。
お弁当箱のどの場所にどのおかずをどんな順番で詰めていくかが全てわかるので、初めてお弁当を作る人にもとてもわかりやすいと思います。
2、彩り別に副菜のレシピが載っている
副菜のレシピを彩り別に紹介したお料理本は今まであまりなかったのではないかと思います。
本の冒頭にもお弁当を美味しく見せる基本の彩りは基本の赤、緑、黄色の信号色+茶、紫、白、黒が入るとグッと引き締まりより一層美味しそうなお弁当ができると書いてあります。
だからみずかさんのお弁当はとても美味しそうなんですね!
3、曲げわっぱのお弁当箱の型別にレシピが載っている
曲げわっぱのお弁当箱には色々な型があります。基本の小判型、(小判形のアレンジ)、はんごう型、ひな型(楕円の二段弁当箱)、丸型、長手型の5種類の型別にお弁当が載っているので、まだ曲げわっぱのお弁当箱を持っていない人がお弁当箱を選ぶ参考にもなると思います。
ちなみに私は長手型の曲げわっぱのお弁当箱を使っています。詰めやすくてとても気に入っています。この本の長手型の説明にも詰めやすくてバランスが取りやすいお弁当箱だとありました。
長手型の曲げわっぱのお弁当箱で満足していますが、美味しそうなお弁当を見ていると色々な型の曲げわっぱのお弁当箱が欲しくなってしまいます♪
長手型の曲げわっぱのお弁当箱について書いた記事もあります。長手型のお弁当箱に興味がある方はこちらをご覧ください♪

4、飾り切りやお助け彩り食材も載っている
お弁当を彩り豊かにしている飾り切りの作り方やお弁当を詰め終わった後に彩りのバランスを取るのに使っている食材も紹介してくれていて至れり尽くせりです。
例えば粒胡椒やミクロトマトなどは使ったことがなかったのでとても参考になりました。
飾り切りは人参のねじり梅や手まりラディッシュなどが載っていて、本当にこの本1冊で素敵で美味しそうなお弁当作りができます。
5、曲げわっぱのお手入れ方法も載っている
曲げわっぱはお手入れが大変と聞きますが、曲げわっぱのお弁当箱が白木か、ウレタン塗装や漆塗り塗装かでお手入れ方法が違ってきます。その事についても触れているのでお手入れの事も考えてお弁当箱を選ぶことができます。
実際にお弁当を作ってみました!
この本はお弁当の詰め方が写真付きで詳しく載っています!
ご飯から順番に詰めていく様子を全部写真で確認できるので、お弁当作りを始めたばかりの方やお弁当箱の詰め方に悩んでいる人にはとてもわかりやすい教科書のようです!
今回作ったのは本の1つ目のレシピ「鮭どーん弁当」、美味しそうです!
曲げわっぱで“魅せ弁”より引用
お品書き
- 鮭の塩焼き
- 茄子と長ねぎのタイ風炒め
- エスニック味玉
- 茗荷の甘酢漬け
- ゴーヤのナムル
- 黄人参のねじり梅
- その他の食材 大葉、黒ごま
大葉と茗荷とゴーヤは高くて手が出ませんでしたのでフリルレタスと梅干し、菜の花で代用しました。
エスニック味玉は時間がなかったので普通のゆで卵にしています。
あと人参も普通の人参です。
お弁当作りはそんな感じで良いのです。
1、まずご飯を詰める
鮭をのせる部分をくぼませて詰めます。
2、フリルレタスを敷く
本では笹の葉を敷いています。笹の葉がなかったのでフリルレタスで代用しました。雰囲気はちょっと違いますけどね・・・。
笹の葉をご飯よりはみ出して敷くのがポイントだそうです。
3、鮭を詰める
フリルレタスの上に少し傾けて鮭を置きます。(本では笹の葉)
本ではお弁当箱の形が小判型に詰めていますが私は長手型(細長い)お弁当箱に詰めているので鮭が思うように傾きませんが、良しとします!
鮭は酒:水=1:1に10分ほど漬けておくと美味しくなりますよ♪
次に入れるおかずの仕切りにフリルレタスを追加しています。
4、茄子と長ねぎを詰める
手前はゆで卵の土台になるように浅めに詰めます。(本では味玉)
5、ゆで卵を詰める
土台となる茄子と長ねぎの上にゆで卵をのせます。(本では大葉を敷いてからのせる)
6、菜の花のナムルを詰める(本では茗荷とゴーヤを詰めています)
ゆで卵に黒ごまを振りかける(卵の黄色とゴマの黒が合います)
7、人参のねじり梅を飾る(本では黄人参)
梅干しも追加して完成です!
お弁当を作ってみた感想
実際に「曲げわっぱで“魅せ弁”」を見ながらお弁当を作ってみましたが、とてもわかりやすくて詰めやすかったです。
おかずは必要な調味料が少なくて簡単にできるものばかりです。
今回作った茄子と長ねぎのタイ風炒めはオイスターソースとナンプラーを合わせて炒めましたが家族に大好評でした!
人参のねじり梅の作り方も本に載っていたので作ってみることができました。私は花の型がなかったのでちょっといびつになってしまいましたが、お弁当を鮮やかにしてくれていると思います。
曲げわっぱで“魅せ弁”!まとめ
実際に本を見ながらお弁当を作ってみて、とても作りやすいと思いました。
お弁当の詰め方もご飯やおかずの1つ1つを省略することなく写真付きで説明してくれているので、お弁当を初めて作る人や料理が苦手な人にもわかりやすいと思います。
あと改めてお弁当は彩りが大切ですね!私はついつい野菜不足の茶色弁当になったり、緑(野菜)、茶(肉など)、黄色(卵)の3色程度になってしまったりしますが、これからはもっと色の数を意識して美味しいお弁当を作っていきたいと思いました。
初めてお弁当作りをする人にとって、お弁当作りは慣れるまで少し大変かもしれませんが
家計の節約に効果があるのでぜひお弁当生活にチャレンジしてみて欲しいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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