2014年から始まったNISAを当初から利用している方は今年期間満了を迎える有価証券があると思います。今後どうするか悩むところですよね。
私(妻)もその1人。12年前、主人の転勤を機に会社を退職したのですが、その時の退職金をずっと投資に当てて、2014年からはNISA口座で運用してきました。このお金は、いざという時の為に家計に計上せずに、密かに運用してきました。
そのNISA口座が5年目を迎え、証券会社からお知らせが来ました。
色々な選択肢があるので、今日は私がどう選択したかを書いてみたいと思います。
え!そんなお金があるなんて知らなかった!
当時のあなたに教えたら使っちゃお〜!ってなってたでしょう?
う、うん・・・。でも今は違うよ!
NISA口座で運用していた内容
イオン北海道の株 200株
投資信託
イオン北海道の株は、イオンによく買い物に行くので株主優待目当てで買いました。株主優待の内容は100株以上で100円×25枚=2,500円分の割引券が来ます。
1,000円のお買い物に1枚使えるので10%引きになります。
ちなみに1,000株以上で50枚、2,000株以上で100枚。有効期間は1年です。
私は当時、株価が上がったら100株は売って、株主優待用に100株残そうと思い200株購入しました。
投資信託は、外国株式を組み合わせたもので、主にアメリカの企業の株式を組み入れている投信なので、かなり利益が出ています。
NISA期間満了後の選択をどうするか
NISAは期間満了後、3つの選択肢があります。
1、ロールオーバーする。※ロールオーバーとは非課税期間を延長すること。手続きが必要。
2、売却する。
3、特定口座に移す。※非課税期間満了後、自動的に移動する。特定口座がない場合は一般口座へ。
本当はロールオーバーして運用していきたいところですが、今の証券会社は手数料が高いこと、担当者が辞めてしまって情報が入らなくなってしまったので、ネット証券に移管した方が良いのではないかと思いました。証券会社を変更しても保有している有価証券は変更した証券会社に移せないので、2、売却する。を選択することにしました。
今はネット証券の方が手数料安いよね。
ロールオーバーのメリット、デメリット
ロールオーバーは非課税期間が延長されるので良いじゃないかと思いますが、メリット、デメリットがあるので注意が必要です。
メリット
1、非課税期間が延長できるので、その間に受け取る配当金や分配金を非課税で受け取ることができる。
2、非課税満了時期に利益が出ていて、NISA枠の120万を超えていても全額ロールオーバーできる。
デメリット
1、翌年のNISA枠を使ってしまう。120万の枠以上の額をロールオーバーした場合は翌年NISAで購入できなくなる。
2、ロールオーバーする時の評価額になる。例えば50万で購入した有価証券が80万まで値上がりしていた場合は80万となり、120万ー80万=40万が翌年のNISAで購入可能な額となる。
私が移管したいと思ったSBI証券
主人とも相談して、ネット証券の中でどこが一番良さそうか話し合った結果、SBI証券にすることになりました。SBI証券は人気がありますよね。
なぜSBI証券が良いと思ったか、理由はいくつかあります。
1、手数料が安い。
2、取扱い商品が多い。
3、海外ETFを自動買付けで積み立てられる。
我が家は海外ETFを積み立てていきたいと考えているので、海外ETFを自動買付けで積み立てられるのが魅力的でした。
SBI証券では、米国株式、ETFで定期的に買い付けしたい銘柄に対して買い付け日を指定できます。毎月の設定日を日付指定、曜日指定、ボーナス月指定、に自動で注文できます。
NISA口座の移管手順
1、現在の金融機関に証券会社を変えたいと連絡する。
2、勘定廃止通知書が届く。
3、変更したい証券会社に勘定廃止通知書と、非課税口座開設届出書を提出する。
4、承認後、NISA口座が開設される。
手続き自体は割と簡単です。注意としては、NISAで一度でも購入しているとその年は移管ができません。私も変更後の証券会社でのNISA運用は来年からになります。
まとめ
NISAの仕組みはややこしいです。実は去年もNISA期間満了の有価証券がありましたが、特定口座に移動してしまいました。翌年のNISA枠を生かした方が良いのではないかと思ったのですが、色々資金の事情も変わってNISA枠を生かせず・・・。勉強不足でした。
証券会社からロールオーバーするかどうかのお知らせは十分な期間を持ってお知らせが来ますので、よく検討してどうするか決めることをおすすめします!