我が家には子供が2人いて下の子は男の子です。
男の子は怪我や物を壊してしまったりすることが多いので保険に入った方が良いと親や友人から勧められていました。
それで下の子が生まれた翌年から県民共済の生命共済こども型(以下こども型)に加入する事にしました。
今年で加入して10年になりますが、下の男の子だけ何回も県民共済のお世話になっています(-.-;)
今回は県民共済のこども型の共済金を請求したケースを3つ紹介したいと思います。
県民共済のこども型の加入を検討している人、子供に保険は必要か迷っている人の参考になれば幸いです。
県民共済のこども型とは
こども型は0歳〜18歳未満のこどもが加入できる保険です。
種類はこども1型(月掛金1,000円)と2型(月掛金2,000円)があって2型は保障額が1型の2倍です。
1型だと月々1,000円の掛金で入院は1日あたり5,000円、通院は1日あたり2,000円でます。
他にもガン診断や先進医療、契約者(両親など)の死亡に対する保障、第三者への損害賠償など1つ1つの保障は高額ではないですが、幅広く保障されています。
県民共済の特徴
私が感じた県民共済の特徴を3つあげてみました。
1、月掛金が安い
前述でも書きましたがこども型は月掛金1,000円、2,000円の2タイプあります。
月掛金が安く抑えられているため、1つ1つの保障額はそんなに高額ではありませんが、色々な万が一に対応しています。
2、割戻金がある
県民共済は決算後に余剰金ができた場合は割戻金としてお金が戻ってきます。
余剰金に対してなので毎年増減が変動しますが、掛金が戻ってくるのは嬉しいです。
しかも最近加入者が増えているのか割戻金が多くなっているように思います。
3、電話の対応が早い
県民共済は電話の対応が早くて良いと思っています。
一般的な保険会社だと電話をしてもまずはガイダンスで、用件ごとに番号を選択して、それから電話が繋がりますが、県民共済はすぐ繋がります。
ただ最近はコロナの影響なのかアナウンスが流れて少し待つ場合もありますがそれでも早く繋がる方だと思います。そして必要書類もすぐ届きます。
これまでの共済金の請求例
こども1型に加入してから今まで共済金を請求した例を紹介します。
息子は10年の間に5回お世話になっています。
1、骨折して共済金請求
息子は今までに3回も骨折しています・・・。足の骨折が2回、手の骨折が1回です。
足は2回ともシーネで固定されて松葉杖も使いました。手の骨折は大したことがなかったのでシーネなどの固定具は使わなかったです。
ギプスの場合は固定具装着期間の全期間が実通院期間になりますが、ギプス以外の固定具の場合は30日間が実通院期間になります。
1回目の骨折では38,000円振り込まれました。2回目の骨折は実は最近のことでこれから請求しますが、1回目と同じくらいと予想すると約40,000円前後になると思います。
手の骨折は固定具は使わなかったので病院の通院4回分で8,000円受け取りました。
2、日帰り入院で共済金請求
こども型は日帰り入院も保障の対象になります。
息子にはアレルギーがあり、病院で負荷試験をするために日帰り入院をしましたが、日帰り入院費用が18,000円かかりました。
入院1日当たり5,000円なので自己負担は13,000円で済みました。
ちなみに日帰り手術も保障されています。こどもは予想外の事をして怪我をしてきたりしますし、高熱が出たり、風邪が悪化して肺炎になって入院したり、特に幼いうちは色々あるので日帰り入院や手術も保障対象なのは助かると思います。
3、物損で共済金請求
4才くらいの時だったと思いますが、公共建物の手すりにぶら下がって手すりを壊したことがあります。お友達3人とぶら下がったため壁から手すりが外れてしまいました。
手すりの交換、壁の補修で25万円の弁償になってしまいました。
うっかり目を離してしまって反省でした。
4人で壊したので1人62,500円・・・。
これは保険対象にはならないだろうな・・・と思いながら県民共済に電話してみたら対象になるとのこと!!助かりました。
壊れた手すりや壁を一応携帯で撮っておいたのですが、保険を請求する時に写真が必要だったので撮っておいて良かったです。
結局、県民共済からは5万円振込まれたので12,500円の持ち出しで済みました。
このケースは【第三者への損害賠償・人損、物損】に当たります。
生命共済こども型加入のしおりより
ちなみに1回の損害事由における支払い額の限度はこども1型は100万円、2型は200万円です。
また、同一のこどもについての支払いは通算して、こども1型は300万円、2型は600万円が限度です。
以来、息子が物損・人損で県民共済にお世話になったことはありませんが、物損・人損は賠償額が高額になる可能性があるので保険に入っていて良かったと思いました。
第三者への損害賠償の保障がこども型の保険に入った一番の目的でもあります。
正直、骨折や入院は費用はかかりますが健康保険の適用もありますし、入院や手術に費用がかかったとしても高額療養費制度があります。正直なところ保険に入らなくても良いかなと思いますが
第三者の物を壊してしまったとか、怪我を負わせてしまった場合の損害賠償は高額になる可能性がありますし、自分の物や体ならこのぐらいで良いと程度を決められますが、第三者に対してはそれは許されないので一番備えておきたい保障でした。
県民共済のこども型がおすすめな理由と共済金請求例を紹介まとめ
結局息子は10年で保険料を12万円支払って、約140,000円前後の共済金を受け取ることになります。保険を掛けていて良かったケースです。
ただこれまで県民共済に加入して、共済金を受け取ってみて思うのは
保険は万一の出来事が起きた時、支払うことができないと思う保障額の保険に入るのが良いと思います。
息子は何回も共済金を受け取っていて、入院費用も物損費用も一部共済金がおりた事で助かりましたが、払えない金額ではありませんでした。それに全額は賄えなかった事を考えると、月々1,000円の保険料をもっと高額の損害賠償に対応した保険に充てるか、貯蓄して運用した方が良いのではないかと思いました。
保険は万一の時に備えるもので、どのくらいの保障があれば安心できるかは人それぞれ違います。
なので掛金が安いから掛けるとかではなく、どのような事に保障が必要と考えるか、どのくらい保障があれば安心かを考えた上で保険を検討した方が良いと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。