2021年3月に新築アパート投資がスタートしました。
計画からスタートまでちょうど1年ほどかかりました。
プランの打ち合わせや設備を選んだり、着工して建築が進んでいく過程を見ていると自分たちが作り上げたという感動がありました。
でも新築だったからこそ大変だった事や費用を抑えるためにやってみて効果的だったことがありましたのでこの記事で紹介したいと思います。
これから新築アパート投資を考えている方の参考になれば幸いです。
新築アパート投資だから大変だった事
建物の完成をイメージすること
建物の打ち合わせに何回か建築会社のモデルハウスへ行きました。
打ち合わせは楽しかったのですが、カタログやサンプルで完成をイメージするのはとても大変でした。
特にフローリングや外壁、共用部のタイルなど広範囲で貼る物に関しては完成がイメージと違いました。
外壁と共用部のタイルは満足でしたが、フローリングは想像していたより色が赤っぽい木の色で、素材も足跡がつきやすいもので失敗したと思いました。
これで入居者が住み始めたらどうなってしまうんだろうと思うとこれからがちょっと心配です。
フローリングは傷みやすい部分なので実際に建材屋のショールームに見に行けば良かったと後悔しています。
あと建築費用が最終的にいくらくらいになるのかが気がかりでした。
特に地盤補強工事がどのくらいかかるかは、土地を決済してからしか地盤調査に入れなかったのではっきりわかるまで心配でした。近隣データー通りだったので予算通りになったから良かったですが、調査してかなり軟弱な地盤だったら費用が多額になってしまいます。
決済前に地盤調査させて欲しいものです。
家賃設定
計画を立てた段階から近隣の家賃を見ながら家賃設定はしていましたが、いざ募集段階になるともっと家賃を下げた方が良いという仲介業者さんやもっと上げても大丈夫だいう仲介業者さんもいてかなり迷いました。
中古アパートなら入居者も家賃もそのまま引き継げば良いので考える必要がないですよね。
結局当初の計画より家賃を上げて募集しましたが、思っていたより早く満室になりました。
そうなるともっと上げても良かったのかな?と惜しく思ってみたり。
家賃設定は意外と悩んで大変でした。
ゴミ箱の設置、届出
これはそんなに大変なことではないですが、新築アパートならではの面倒なことだと思いましたので加えました。
私はゴミ箱を設置したらゴミを持っていってもらえると思っていましたが、市役所に届出を出さないとゴミは収集されないんですよね。知りませんでした。(地域によって違うかもしれませんが)
申請書やアパートの平面図、ゴミ箱が設置される位置が記された配置図などの資料をまとめて申請しました。
中古アパートならゴミ箱も設置されているのでこの作業も必要ないです。もちろんゴミ箱の費用もいらないです。
費用を抑えるためにした事
少しでも費用を抑えるために自分たちで動いて費用を抑えられるところは抑えました。
建物の表題登記(表示登記)費用
表題登記(表示登記)、保存登記は自分でやろうと思えば自分でできる登記です。
土地家屋調査士にお願いすると10万円ほどかかるので自分で登記しました。
建物の表題登記(表示登記)とは建物がどのような状態なのか不動産登記事項証明書の表題部に記載されるものです。
表示登記で一番大変なのは図面の作成です。私は建築業者さんに協力してもらって図面を作りました。そして提出する前に法務局の登記相談を予約して添削してもらい、登記の申請をしました。
建築業者さんが作ってくれた図面なので自信を持って相談に行ったら、まさかの添削の嵐・・・。
余裕だと思っていたのに一から書き直すことになって、また添削をしてもらって、手間はかなりかかりました。
でもこれで10万円抑えられると思うと頑張れました。
ちなみにこの表題登記は中古アパートの購入なら必要ないんですよね。(建物を改築、増築して変えない限り)
アパートの照明器具
アパートは2LDKなので1部屋にリビング、洋室2室のシーリングライト、ダイニング部分にペンダントライトの計4台が必要で、4戸のアパートなので合計16台の照明器具が見積もりに入っていました。
4戸のリビング用シーリングライトが22,000円×4、洋室用シーリングライトが10,000円×8、ペンダントライトが8,000円×4で全部で23万円ほど見積もりに計上されていました。
でも楽天市場でアイリスオーヤマなどのシーリングライトなら4,000円くらいで売っています。
我が家でアイリスオーヤマのシーリングライトを購入して使っていましたが、シンプルで動作も明るさも問題ないのがわかっていたので、見積もりから外してもらって自分たちで買いました。
しかもお買い物マラソンや楽天スーパーセールの時に1店舗ずつシーリングライトを購入して買い回りにも貢献しました。
照明器具の数も多いので2回に分けてお買い物マラソンに参加してポイントも手に入れることができました。
ダイニング用のペンダントライトはニトリで購入しました。
結果、お得に購入して見積もりから減額することができました。
もちろん見積もりに入っていた照明器具はメーカーも違うしデザインなんかも違うかもしれませんが、賃貸アパートならシンプルが一番かなと思いました。あと明るさ、動作に問題がなければ良いと思います。
本当はカーテンレールも・・・
照明器具を自分たちで用意することで減額に成功した私たちはカーテンレールも自分たちで用意して取り付けようと思っていました。
ニトリのカーテンレールなら全部つけても4万円くらいで、見積もりの半額でした。
でもリビングの窓の形状が少し変わっていて綺麗に付けるのが難しいことがわかったので自分たちでレールを取り付けるのを断念しました。
新築アパート投資を始める準備で大変だった事と費用を抑えるためにした事まとめ
新築アパートは何もないところから形にしていかなくてはいけないので大変なこともありましたが、完成したアパートには満足しています。
ただイメージができない点についてはもっと質問してみたり、ショールームで確認してみれば良かったと思いました。
マイホームではないので、自分の希望よりは建築業者さんのおすすめしてくれるものの方がアパートに適していると思って決めましたが、実際に完成するとイメージと違って満足いかないところがありました。
新築アパート投資を考えている方には面倒でも設備関係はしっかり自分の目で見て確認する事をおすすめします。
あと見積もりが出たら何が含まれていて、何が別途なのか、自分たちで用意できるものはないか確認した方が建築費用を抑えることができるので細かくチェックした方が良いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。