最近の小学校では逆上がりの練習をあまりやらないのか、我家の子供は2人とも逆上がりが出来ませんでした。
学校の授業で逆上がりが出来なかったので、出来るようになりたいと相談してくれた事がきっかけで練習を始めました。
練習を初めて2ヶ月くらいで低学年の下の子が逆上がりが出来るようになりました。
今はYouTubeやブログで様々な逆上がりが出来るまでの方法が溢れています。
いろいろ調べて試行錯誤しましたので、要点をまとめて逆上がりが出来るようになるまでの流れをご紹介します。
逆上がりが出来るようになるコツを紹介します
逆上がりのコツ①
- 体が鉄棒から離れないようにする。
- 腕が伸び切らないようにする。
腕が伸びきると体と鉄棒の距離が離れるので、足が鉄棒に引っかからなくなります。
腕が伸びきらないようにある程度腕の力が必要です。
腕の力をつけるトレーニングがありますので、後ほど紹介します。
逆上がりのコツ②
足を振り上げる時にまずは片足を振り上げますが、その後両足を鉄棒の後ろに回して鉄棒に両足を引っ掛ける必要があります。
振り上げる足を後ろに引いておいて振り上げる準備をしてから振り上げる事が必要です。
この動きは普段の日常では行わない動きなので、しっかり練習する必要があります。
逆上がりのコツ③
足を振り上げて鉄棒に引っ掛けますが、足を上げるには頭を後ろに下げるイメージを持つ事が必要です。
逆上がりのコツ まとめ
この3つを意識して練習することで逆上がりが出来るようになりました。
- 腕が伸び切らないようにして体が鉄棒から離れないようにする。
- 足を振り上げて両足を鉄棒に引っ掛ける。
- 両足を鉄棒に引き上げる為には頭が後ろに下がる必要がある。
それでは具体的に逆上がりが出来るようになるまでの我家の取り組みを紹介します。
家の近くで鉄棒を探す
鉄棒のある公園を探すことから始めました。
最初は公園で練習していましたが、なかなか時間を取る事ができませんでした。
公園で練習するメリットとデメリットを紹介します。
公園で練習するメリット
- 子供の背丈に合わせた大きさの鉄棒で練習出来る
- お金がかからない
公園には大きさが3段階や2段階の鉄棒があることが多いです。
公園で練習するメリットはお金がかからないで練習出来る事が1番のメリットだと思います。
公園で練習するデメリット
- 家の近くに公園がない場合には練習するまで時間がかかる
- 家の近くの公園には近所に住む同じ小学校の子供がいて恥ずかしい
- 年下の子供が逆上がりを軽々とやっている姿をみると悲しい気持ちになる。
逆上がりの練習をしていると逆上がりが出来る子供がやってきて逆上がりを見せてくれる事がありました。それが子供の気持ち的には小さい年下の子供でも出来るのに・・・と悲しい気持ちになるようでした。
また外が寒い季節や雨が降った時に練習出来ない事もあり、公園で逆上がりの練習を習慣化するのが難しかったです。
逆上がりの練習を習慣化してより早く逆上がりが出来るようになる為に家で逆上がりを練習する方法はないかと考えていました。
家の中で逆上がりの練習をする方法
外で練習するのに気合を入れないと行けなかったり、寒い日はなかなか練習するのにも時間が限られていたことがあった為、我家では室内鉄棒を購入しました。
80kgまで対応しているので大人が見本を見せて上げることが出来ます。
折りたたみで使わないときは畳んで、洗濯を干す部屋においてあります。
洗濯物を干すのに丁度良い形状です。
練習するときは居間に鉄棒を持ってきて、落ちたとき対策として下に布団をひいて練習しています。
逆上がりが出来るまでに実施した効果的なトレーニング3つ
小学3年生が練習に取り組み始めて、逆上がりが出来るまでに2ヶ月くらいかかりました。
出来るようになるまでに効果的だったトレーニングを3つ紹介します。
ダンゴムシ
鉄棒にぶら下がり、足を丸めた状態をキープするのがダンゴムシです。
コツ①で紹介しましたが、逆上がりは体を鉄棒の近くにキープする必要があります。
逆上がりをやる時に、腕が伸び切らないように腕を曲げて体を鉄棒の近くにキープする力が必要です。
ダンゴムシの体勢で10秒キープできれば逆上がりが出来る腕力は保証されています。
ダンゴムシが10秒出来る事で逆上がりが出来ない理由が腕力ではないことがわかります。
なにより子供もダンゴムシが10秒キープ出来たときはステップが1つ進んだことを実感して嬉しそうでした。
くるりんベルト・壁打ち練習
鉄棒を家の壁の近くに寄せて、壁を蹴って逆上がりをする練習です。
この練習で逆上がりの動きを体に覚えさせる事が出来ます。
ただ壁が汚れるのであまりおすすめは出来ません。
そんなときはくるりんベルトで練習するのもありです。
くるりんベルトはバスタオルでも代用出来ます。
バスタオルを体の後ろに回し、鉄棒から体が離れないようにしてしっかり鉄棒とバスタオルを握る事でくるりんベルトと同じ要領で練習出来ます。
ただバスタオルでやるときにはしっかりとバスタオルを握れないとバスタオルが緩むと体ごと地面に落ちてしまうので、安全面ではくるりんベルトがおすすめです。
親の膝を使って踏み込みの練習
壁の代わりに正面に親が片膝を出してかがみ、膝を蹴って逆上がりをやってもらう。
壁より低い膝をけるので補助なしで逆上がりをする感覚に近くなります。
足を後ろに振り上げる練習になります。
逆上がりを室内で練習する まとめ
我家が通う小学校では逆上がりが出来るようになるまで練習させる事はしていないようです。
もし同じように逆上がりの練習をさせない小学校に通っている親御さんや子供が逆上がりを出来るようになりたいと相談された親御さんの役に立てる記事になっていたら嬉しいです。
小学生にとって逆上がりは成長を実感出来る経験の1つだと考えています。
最初は出来なくても、練習してだんだんと上達する経過を経験するのが本人はもちろんですが、親としても嬉しかったです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。